鶴見川日記


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●「野ばら」(林真理子著、2004年、文藝春秋)●

野ばら
林 真理子 / 文藝春秋
ISBN : 4163227008
満足度: ★★★


週刊文春連載時にぼちぼち読んでいたのだが、
通しでは読んでなかったので、それで。

女の、「嫉妬」とか「焦燥」とか「傲慢」とか、ダークな心を描かせたら、
私の読書歴のうちでは林真理子さんの右に出るものはいないわけだが、
本作でもそこは絶好調。

元コピーライターの発想力で繰り出される、キメ言葉の使い方も相変わらず。
「女はこういうとき、●●~なものだ。」
と、言い切るのとか。
すごいなー。

ただ、
同じ文春で、林真理子さんは見開き2ページのエッセイを書いているのだが、
それが毎週、けっこうなバブリーな自慢話のオンパレード。
ご本人も、作家は周囲が華やいでいないと書けない、と仰っていたので、
確信的なのだとは思いますが。

で、本作も、タカラジェンヌと歌舞伎の御曹司との恋が描かれるのだけれど、
京都の会員制のお茶屋バーに行ったとか、
着物を買いに行ったとか、
鱧料理とか、
京野菜を使ったイタリアンとか、
比叡山で薪能を見るとか、
そういう設定のオンパレードで、読みながら、なんとなーく
「あーこれも取材して書いたんだな。いーなー」
的な、ダークな心が動いてしまうのだ。

ま、知らない世界を垣間見させてくれるのでいんですが。
「お世話係のファン」とか、宝塚の実態の数々も面白かったです。
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by chocciu | 2006-07-30 12:18 | 読書


高校野球 夏の甲子園 神奈川県予選を観に。

今日、神奈川大会の決勝だったので、
12時半ごろ(1時試合開始)横浜スタジアムへ。
そしたら、すごい行列。
外野席も全部埋まっちゃって、入れないの。
びっくりよ。
プロ野球だって満席になんないのに最近。

しゃーないから、テレビ神奈川1階ロビーで
テレビで見てた。

横浜高校が東海大相模を15-7で破って勝った。
先週、保土ヶ谷球場で4回戦ぐらいを見に行ったんだけど、
横浜高校、


鬼強

そんときも21-1、とかでコールド勝ちしてた。
目はなすとホームラン打ってたりすんだもの。

全国最多196校の激戦区の代表として、
頑張って
いただきたい。
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by chocciu | 2006-07-30 02:17 | 散歩


●新装版「人間の証明」(森村誠一著、1977年初出、角川文庫)●

人間の証明
森村 誠一 / 角川書店
ISBN : 4041753600
満足度: ★★★★


つい買ってつい読んでしまったという。

因果応報過多というか、両者が実は過去~だった・・・という設定ができすぎな気はしましたが、(特に、「棟居刑事と恭子」「棟居刑事とケン」のへん。偶然過ぎー!)面白く読めましたよ。
早読み派の私は、サスペンスなものはつい伏線を読み飛ばしがちなのですが、読み飛ばせないほど丁寧に状況説明がなされていたし。

ストーリーそのものよりも、1977年当時の「日本人のアメリカ観」が如実に表れていたところが興味深かったです。

「NY・・・それは犯罪者のうごめく人種の坩堝。」
みたいな。
ゴルゴがタバコふかしてるみたいな。
(意味 不明)

あと、
「ジョウジのサテン」(吉祥寺の喫茶店)等々の言葉遣いとか、
上野から富山の八尾まで夜行で1日かけて行くとか、
アンカレッジ経由でアメリカ行くとか、
そういう、時代を感じさせる描写が面白かったです。

今、ひとりビール中。
酔っ払ってますので、
かけてるかどうか。
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by chocciu | 2006-07-29 01:44 | 読書


●「うつうつひでお日記」(吾妻ひでお著、2006年、角川書店)●

うつうつひでお日記
吾妻 ひでお / 角川書店
ISBN : 4048539779
満足度: ★★★★

「失踪日記」で、べたなというか、レトロなというか、独特の感じのギャグになんかはまった。


本作は、その「失踪日記」を描く前のうつうつな頃の、漫画日記。
文字通り「日記」で、起承転結も何もない、でも、ギャグにやっぱりはまった。
同じ日が2回あるとか、そういうご愛嬌なとこも笑った。


怪我の功名というか、うつうつを漫画に転化して、作品にするなんてすごい。
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by chocciu | 2006-07-27 00:41 | 読書


●「アジアンタムブルー」(大崎善生著、文庫版:2005年、角川文庫)●

アジアンタムブルー
大崎 善生 / 角川書店
ISBN : 4043740026
満足度: ★★


「セカチュー」はダメでもこっちは泣けた、という前評判を元に読んだのだが、私には両者の違いがわからんかった。

・大人になって、恋人を診た医者が実は~、、、というエピソードはいったい何だったんだ?
何かの伏線かと思ってたら、そのまま別に何も・・・。

・中川宏美、キャラクターは昔の裕木奈江を彷彿とさせる。

・ニースの方々、急に来たわけアリ(しかもかなり)のカップルに、そんなに親切なのか?

・・・
うーん、そういう読み方をするもんじゃないのかも。
こういう、アクア色透明系?純愛小説は。
私は、ちょっと、ツボが。

大崎さんのは、将棋ノンフィクションシリーズの方が断然おもしろい。
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by chocciu | 2006-07-26 00:30 | 読書


●「不味い!」(小泉武夫著、2006年文庫版、新潮文庫)●

不味い!
小泉 武夫 / 新潮社
ISBN : 4101259410
満足度: ★★★★


農学博士(専攻は醸造学、発行学、食文化論)で、「世界中の珍味、寄食に挑戦している『食の冒険家』」という著者による、不味いもの論集。

得てして、人の悪口は楽しく、人の不幸は蜜の味、なものだが、本書はその快楽をよく突いてくださる。

「おいしーい」
よりも
「まっずーい」
と言われたほうが、話を聞きたい気がするもの。いかに不味かったかって。

「観光地のお膳」「不味い学校給食」「不味い駅弁」「シュール・ストレミング」等々、不味かったもの、体験を面白おかしく紹介してくれる。

「~あれは不味かったなあ。」「空しかったですねえ。」等々、飄々とした語り口で、著者近影の穏やかそうなお写真を拝見しながら、ほうほう、うんうん、あるある、てな感じで、また専門家な観点からの分析になるほどなるほど、てな感じで、こちらも楽しく読み進んでいたのですが、途中から、
「ちょっと待てよ。」
・・・
・・・

まず思ったのは
「カラスの肉」の章を読んだとき。
東北の湯治場で、経営者のオヤジが「カラスの肉は不味い」と言うので、どうしても挑戦してみたくなって、オヤジが調理してくれた(長ネギやニンニクを混ぜて叩いた肉に味噌や七味唐辛子を加え、竹串に巻きつけて焼いて食べる)ものを食べてみたという。
その不味さ、臭さの描写にこっちもウエッとなるのだが、
「カラスの肉→食ってみたい」
の思考回路にまず驚愕。

あとは、
「中国で10年前に漬けた蛇の酒を飲んで七転八倒した」話とか、
「アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシを生きたまま翅をむしって竹串に刺して焼いて食べ比べてみた」話とか、、、、

徐々に浮かんできた漢字2文字・・・

この方、
悪食

食に対する探究心に、感動しました。
面白かった。
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by chocciu | 2006-07-25 00:20 | 読書


羽生善治さん

うちでは訳あって今将棋熱。
実際にやってるわけではなくて。

タマゴンの仕事関係が縁で、2人して大崎善生さんの本を読み漁っている。
私の読み順でいうと
「パイロットフィッシュ」
「聖の青春」
「ドナウよ、静かに流れよ」
「将棋の子」
「アジアンタムブルー」(今読み途中)

書評は後日として。
大崎さんはご存知、「将棋世界」編集長だった方で、
将棋にまつわる著作が多い。
羽生七冠のときの凄さとか、「聖の青春」などに出てくる。


んで、昨日NHKの「プロフェッショナル」の再放送、眠い目こすりながら観た。

この番組でも、対局中の集中力とか、語る言葉とか、いちいちすごくて、
つまりは2人的に、かなり
「羽生ってすげえ」
モードだったのである。
(超 いまさらですが・・・)

んで、今日。
昼に大阪出張中のタマゴンからメール。
「羽生がグリーン席にいた!」

すごーい。
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by chocciu | 2006-07-20 22:59 | 読書


オシム

オシム、中田の引退惜しむ。
http://www2.asahi.com/wcup2006/news/NGY200607030016.html

シャレだ

わーい
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by chocciu | 2006-07-03 23:57

    

33歳女、編集業者による日記です.
by chocciu
プロフィール
34歳、女、旦那と2人暮らし、神奈川県在住、仕事は編集、夢は印税生活。

スキ:散歩、漫画だらだら読み、カウリスマキ、是枝裕和、高村薫、西原理恵子、国内ぶらり旅、鶴見川チャリ。

キライ:ほうれん草のごまあえ

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