鶴見川日記


●「私の男」(桜庭一樹著、2007年、文藝春秋)●

私の男
桜庭 一樹 / / 文藝春秋
ISBN : 4163264302
満足度: ★★★★

昨日発売の週刊文春で阿川佐和子さんとの対談で出てて、
「近親相姦は少女を書いてきた作家の集大成じゃないかと思ったんです」
と発言されており、ああそうかなるほど、と納得。

舞台が北海道なのと、何か欠落した女性が主人公なのとで
桐野夏生の「柔らかな頬」をなんとなく連想させながら読んだ。
足立区の安アパートやオホーツク沿岸の寒い町、奥尻島とか、それぞれの
土地の空気の描写がうまい方だなあと。
「赤朽葉家の伝説」の鳥取もそうだけど、日本の風土性への
着目が優れた人なのかと思った。

すべてを投げ出してまで身をささげたい「年上の」「おとうさんみたいな」男と
いうものに縁がないので感情移入はできませんでしたが
普通に物語にのめりこんで読みました。
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by chocciu | 2008-02-15 01:24 | 読書

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33歳女、編集業者による日記です.
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プロフィール
34歳、女、旦那と2人暮らし、神奈川県在住、仕事は編集、夢は印税生活。

スキ:散歩、漫画だらだら読み、カウリスマキ、是枝裕和、高村薫、西原理恵子、国内ぶらり旅、鶴見川チャリ。

キライ:ほうれん草のごまあえ

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